2013年12月14日土曜日

Christmas cookies ポワラーヌ風


毎年クリスマス前になると子供達と一緒にクリスマス用のクッキーを焼きます。

クッキーの型は子供が産まれる前からいつか一緒に作りたいなと思って集めていたものです。今でも毎年新しい型がコレクションに加わります。

クリスマスの時期には街のパン屋さんやお菓子屋さんに、たくさんのクッキーが並びます。うちで作るのはいつも一番シンプルなバター風味のもの。

Parisのポワラーヌの素朴なサブレが大好きで、その味に一番近いものです。
クッキーの生地は私が用意して、型抜きとデコレーションは子供達の役目。
今年はマリナのお友達も加わって、美味しい時間を共有しました。


材料
バター 60g
粉砂糖 30g
塩 ひとつまみ
全卵 15g
薄力粉 120g
強力粉(打ち粉用) 適宜

準備
バターは室温に戻す(やわらかすぎないこと。指で押して軽くへこむ程度)
オーブンは180℃に予熱

作り方
1:ボウルにバター、粉砂糖、塩を入れ、馴染むまでハンドミキサーで混ぜて、溶きほぐした全卵を2回に分けて加え、その都度卵がしっかり馴染むまで混ぜる。
2:1に薄力粉をふるいにかけながら加え、ボウルを時々回しながらカードをボウルの中で前後させ、生地全体を軽く混ぜる。
3:2を両手でぎゅっと握って台の上に置き、生地を手のひらですりつけながら馴染ませる。
ひとまとめにしてラップで包んで冷蔵庫で一晩寝かせる。
4:台とめん棒に打ち粉をふり、生地を好みの厚さに伸ばしてから型を抜いて天板に並べる。予熱したオープンで約30分焼く。


可愛くておいしいクッキー。家族や友達へのプレゼントとしても喜んで頂けると思います。

2013年10月11日金曜日

ホタテとフェンネルのソテー


ご無沙汰しておりました。ロスの長い夏もやっと昨日の雨で流れたようで今日は少し涼しくなって来たみたいです。昨日の雨上がりは空気がより澄んでいて、本当に気持ちがいい瞬間でした。

夏休みが開けて、学校が海の近くになり、しかも宿題の少ない学校なので、放課後はもっぱらサーフィンをして過ごしています。家族で唯一私だけ(あ、犬のビスケットも)ビーチに座って元気な家族を眺めながら、”この後のディナーは何を作ろうかな?”と回想する日々です。






もちろん海で遊んだあとはみんなお腹がぺこぺこ。いくら美味しくても時間をかけていてはその間にスナック菓子を食べられてしまい、折角の食欲も失せてしまうので、キッチンを担当する母としては時間が勝負。いかに美味しく、手早く出来るか、にかかってくるのです。

そんな空腹を美味しい笑顔で満たしてくれるホタテとフェンネルのソテーを紹介します。

二人分

ホタテ 6個
フェンネル 1株
ディル 少々
黒オリーブ 5個
塩漬けケイパー 大さじ1 (水に浸して塩気をとる)

フライパンを熱して、薄切りにしたフェンネルを炒める。火が通って来たら細かく刻んだオリーブとケイパーを入れて、ディルも加える。

お皿にフェンネルのソテーを盛りつける。

同じフライパンにバター小さじ1を溶かし、気泡が立って来たらホタテを乗せて、色がつくまで中火で焼き、裏側も同じ様に焼く。その時くれぐれも焼き過ぎには気をつける。塩、こしょうで味付け。

ホタテをフェンネルのソテーの上に乗せて、サービング。

カボチャのジンジャー風味のスープも一緒にこの日は頂きました。

ホタテは火が通りやすくて15分以内で全て出来上がります。

大人には白ワインも添えて。。。






2013年7月23日火曜日

夏パスタ

昨日、近所の友人宅で持ち寄りのランチタイムを過ごしました。
冷蔵庫の中に採れたてのオクラと真っ赤なトマトがあったので、パスタサラダを作ろうと張り切りましたが何か物足りない...
ちょっと和風にしてみようと思ったので三つ葉としめじを買い、少しアレンジしたらとても美味しいパスタが出来ました!
娘もたくさん食べてくれたのでお気に入りの一品です。



是非作ってみて下さいね。

(材料)4人分
ペンネ(写真は全粒粉のペンネです)  250g
オクラ                1袋
ミニトマト              2袋
しめじ                1パック
三つ葉                1束
ニンニク               1かけ
オリーブオイル            大さじ3
昆布つゆ(薄めたもの)        大さじ2
塩、砂糖               少々


(作り方)

1、オクラは少し固めにゆでて縦半分に切る。
2、トマトも半分に切り、三つ葉も1cmくらいの食べやすい大きさに切る。
3、小鍋にオリーブオイル、ニンニクのみじん切りを入れて弱火で炒める。香りが出てきたら火から下ろす。(焦げないように注意!)
4、フライパンに少量のオリーブオイル、しめじを入れて塩と砂糖少々、薄めた昆布つゆを大さじ1を入れて少ししんなりするまで炒める。
5、大きめのボウルに3のニンニクオイル、オクラ、トマト、しめじ、茹でたペンネを入れて残りの昆布つゆで味付けする。
6、最後に三つ葉を入れて全体をよく混ぜたら出来上がり!!



うなぎ!


夏はやっぱりウナギでしょう,という事でうちでも鰻丼を作りました。

鰻なんてパリ時代はかなり贅沢品でサントノレ通りにある日本の老舗鰻屋さんくらいしか鰻を口にする場所はなく、滅多に頂けない貴重な食べ物でした。

ロスは日系人も日本人も多いので,日本食材屋さんがかなり充実していて、そこで今週は”鰻フェア”。早速肉厚の鰻を買って来て(と言っても冷凍で日本から輸入されたものですが)、ちょっと手をかけてヘルシーに仕上げました。

普段は玄米の我が家だけど,鰻にはやっぱり白米で。

と言ってもただ単にズッキーニを細く切って、軽く炒めたものをご飯と鰻の間に載せただけ。でもこれがカリッとして、鰻のくどさを軽くし、とても美味しいコンビだったのです。

是非お試し下さい。


Chan Luuに習ったトマトのマリネとキュウリのサラダを添えて。


これは一昨日作った和風タコス。辛いサルサソースの代わりに赤みそ、白みそ、Agaveシロップ、お酒を煮立てて、ソースを作りました。チキンやエビをメインに,アボガド、セロリとともに。他に人参サラダと黒豆の煮込みも添えて。

2013年7月9日火曜日

banana bread


  今日から4日間ロスのnanaminaではsummer sale  trunk showが開かれています。
毎回trunk show の時には手作りのケーキを焼いて足を運んで下さったお客様やお友達とテラスでお茶をしながらおしゃべりするのです(それがとても楽しみ)

今日焼いたのはバナナケーキです。アメリカではこのケーキの事,なぜかバナナブレッドと呼ぶのですが、パンではなくて,ケーキです。

いつもバナナが黒ずんでくると作るケーキ。
中にアーモンドのスライスやクルミ、チョコレートチップなどを入れても美味しいです。

混ぜるだけの簡単ケーキ。子供達にお手伝いをしてもらいながら、ぜひお試し下さい。

材料
バター(室温で柔らかくしたもの) 75g
熟したバナナ 4本 (フォークなどでつぶしておく)
ブラウンシュガー 80g
卵 1個
バニラエッセンス 少々
ベーキングソーダ 小さじ1
塩 ひとつまみ
スペルト粉 (なければ薄力粉で代用)170g

作り方
オーブンを180℃に余熱
23cm x  13cmのケーキの型にバターを塗っておく
つぶしたバナナをボウルに入れ、バター、砂糖、卵,バニラエッセンスを加えて混ぜる。
そこにベーキングソーダと塩を加え,最後にスペルト粉を入れて混ぜる。この時、混ぜすぎないように。あくまでも優しくまzwル感じで。ねっとりとなるまで混ぜては焼き上がった後、ふっくらしません。
ケーキの型に入れ,オーブンで約40〜50分焼く。焼き上がりはオーブンによって違うので、40分経ったところで一度出して,竹串を刺してみて、焼き具合をチェックする。しっかりと焼いても大丈夫なケーキですので、くれぐれも半生にはならないように。





5年くらい使っているカゴバック。これはCommes des garconsのためにMuun がデザインしたもの。3つサイズ違いで買いました,そしてこれは一番小さなサイズのものです。使いすぎて色もあせてるし、取っ手の部分も裂けてきましたが今でも大好きなバッグ。時々Nadiaが友達と遊びに行く時に人形を入れて持って行くバックでもあります。親子で愛用中。

2013年7月3日水曜日

イカのソテー,ワンプレートディナー




 
ロサンゼルスも夏真っ盛りの時期になってきました。大人にとっては大迷惑な長ーい夏休みも始まり、一日中子供達と過ごしています。陽も長くなって来たので気がつくと遅い時間という事もしばしば。そんな中,いかに早く栄養のバランスのとれた物を作るかがディナーの献立の決め手となってきます。

最近好きでよく作るのがこの子イカのソテー。塩麹とオリーブオイルでマリネするだけの簡単で夏っぽい一品です。
ルッコラの上に乗せて、ジャガイモのソテーとトマトを飾れば十分なディナーとなります。もちろんランチにもお勧め。でもこのメニューは白ワインとよく合うので、やっぱりディナー向きかな。。。

これにスープでもあればお客様も招待出来る立派なディナーとなりますよ。

材料 (二人分)

子イカ 6杯

オリーブオイル 大さじ1
塩麹 小さじ1
カイエンヌペッパー 小さじ1/2
ニンニク(スライス) 1片

ルッコラ 二握り

ジャガイモ 2個

トマト 1個

作り方

子イカを オリーブオイル、塩麹、カイエンヌペッパー、ニンニクでマリネする。冷蔵庫に30分以上置く。

フライパンに火をかけて(網焼きでもOK)いかに火が通るまで焼く(この時に焼きすぎない事,身が固くなります)

オリーブオイルとレモン、バルサミコビネガーで味付けした ルッコラを下に敷き、その上にイカを乗せる。ソテーしたジャガイモとトマトも一緒に飾る。

一手間かけてガーリックブレッドも一緒に作るともっとワインが進みます。



2013年6月21日金曜日

ルバーブとイチゴのソース







カリフォルニアのマーケットには美味しそうな夏のフルーツが並んでいて、見ると買わずにはいられません。
フランス時代から好きだったルバーブを見つけたので早速買って来てコンポート風ソースにしてみました。それだけだと酸っぱくて砂糖を大量に使う事になるので,私はいつもイチゴとあわせて使います。そうすると砂糖の甘みでなくフルーツ本来の甘みを生かした甘酸っぱくてさわやかなデザートソースが出来上がります。



材料

イチゴ 1パック
ルバーブ  250g
砂糖  大さじ4
レモン汁 大さじ2  

作り方

ルバーブを1cm幅に刻む。材料全てを鍋に入れて、かき混ぜながら軽く沸騰させる。
蓋をして火を弱め、フルーツがソース状になるまで煮込む。約10分。
ボウルに移して冷してから、冷蔵庫に入れて冷やす。


朝食用にヨーグルトやパンケーキの上にのせても美味しいし、アイスクリームとあわせてデザートとしてもお勧めです。


2013年6月7日金曜日

夏野菜メニュー 茄子の煮浸し



こんにちは。毎日蒸し暑い日が続きますね。6月でこんなに暑くて真夏はどうやって過ごすんだ?と思うのですが....我慢するしかないですよね。
去年の夏に今の家へ引っ越しましたが、娘がまだ8ヶ月でつかまり立ちを始めた頃だったので片付けた物をあちこちにポイポイされ激怒した記憶があります。
もちろんその後はギャン泣き。暑さと鳴き声でもう二度と真夏の引っ越しはするか!と心に誓いました。



さて、夏野菜がスーパーに大量に並んでいるこの時期に必ず作る一品があります。

それは茄子の煮浸し。

今まで普通の家庭のレシピしか作った事が無かったのですが、去年お世話になっている年上の友人宅のホームパーティーに招待された時に出てきた茄子の煮浸しがとっても私好みで、すぐにレシピを教えてもらいました。
今回は子供向けではありませんが、夏バテ解消メニューとして参考になればと思います。
この煮浸しの決め手は何と言ってもカレー味という事。一度食べたら癖になるパンチの効いたスタミナメニュー、そして冷えたビールが良く合う!!!これからの暑い日にぴったりの一品です。

材料 約4人分


茄子              7本
にんにくと生姜のみじん切り   各大さじ2
唐辛子のみじん切り       少々
サラダ油            大さじ1
ごま油             大さじ2
そばつゆ(ストレート)     2cup
水               0.5cup〜1cup  (薄味が好みなら1cup)
カレー粉            小さじ2
ガラムマサラ          小さじ1


作り方

1、茄子はへたを取り縦半分に切ったら、水に浸けてアク抜きする。
2、大きめの鍋にサラダ油とごま油、みじん切りにした唐辛子、にんにくと生姜も入れて香りが立つまで弱火で炒める。
3、水切りした茄子を一気に入れ、全体ににんにくと生姜を絡めるように中火でゆっくり炒める。
4、茄子全体に油が馴染んだらそばつゆと水を入れ蓋をして15分煮込む。
5、仕上げにカレー粉とガラムマサラを入れて火を止める。


20分もあればさっさと作れちゃう簡単なメニュー。
熱々ももちろん美味しいですが、冷やして食べる方が私は大好き! 余ったら次の日はそうめんにかけてネギをたっぷりかけて食べるのもオススメです。













2013年6月6日木曜日

春野菜のリゾット


またまた冷蔵庫の残り物レシピですが、とても簡単に美味しく出来たのでブログのレシピに加える事にしました。

今回はリゾットのお米も残り物のご飯で。翌日改めてお米から炒めて炊いてみましたが、食感、味と共にはあまり変わらなかったので、簡単に出来るご飯から作るやり方を紹介します。




材料 二人分

さやえんどう ひとつかみ
タマネギ 1/2個
ズッキーニ 半分
グリーンピース ひとつかみ
ご飯 1膳分
野菜かチキンのストック 約2カップ
バター 大さじ1/2
唐辛子 少々

作り方

タマネギをフライパンで熱して、さやえんどう、ズッキーニを加える。
ご飯も加えて、ひたひたになるくらいストックを加える。しばらくして水分がお米に浸透したら、グリーンピースを加える。

火を止めて、塩加減をみて、お好みで唐辛子を加える。最後にバターを入れて、出来上がり。

子供用には唐辛子を入れずに、バターのみで。うちの子もお代わりをするくらい気に入ってくれました。



こちらは先週のバーベキューの時に作ったサイドディッシュ。
コールスロー風にキャベツのサラダです。ポピーシードと金柑の薄切りを加えたら、ちょっぴりおしゃれな味になりました。ドレッシングはマヨネーズ、米酢、砂糖、塩、レモンです。


ジュリーデルピーとイーサンホークの新作映画" Before midnight"を観ていて無償に食べたくなったグリークサラダ。サラダ用のほうれん草とキュウリとトマトとフェタチーズに,オリーブオイルとレモンのドレッシングを添えて。ドレッシングにはミントも加えてすっきりさせました。夏の夜にぴったりのサラダです。


今朝行ったマーケットで。ハーブのブーケ。


子供達とマーケットにて。試食に夢中です。採れたての野菜やフルーツは本当においしい。なるべく季節の旬のものを採るようにすれば,体も調節されて病気知らずです。旬のものって美味しくて安くて、嬉しいことだらけ。トマトもおいしくなってきました。今夜は友達家族が遊びに来たので,子供達にはトマトのピザを焼き、大人用には唐辛子入のベークドトマトのパスタを作りました。ちょっぴりスモークされたトマトの香りがなかなか美味しかったです。

2013年5月31日金曜日

Santa Monica Farmer's Market


 もう自分のブログ『L.A.の青空の下で』にも何度も書いてきましたが、カリフォルニアはファーマーズマーケットがとても盛んで、街の至る所に週末を中心にマーケットが開かれます。以前はHollywoodのマーケットに通っていましたが,今夢中なのはもっぱらSanta Monicaのマーケット。水曜日と土曜日に開かれるこのマーケットは水曜日の方が規模が大きく、毎週水曜日は子供を学校に送った後にここに来るのが楽しみな日課となりました。
子供が一緒だと買いたくないものも買わされるし、途中疲れたとか言いだすので、こうして一人でゆっくりと散策できるのがとても嬉しい。そして土曜日に一緒に行ってその場で美味しそうなタルトを買ったり,好きなフルーツを選ばせて買ったりするのです。でもメインはこちらの一人マーケット。

上の写真のパン屋さんは小さなブースに手作りのパンやマフィン、クッキーを売っていて、カップルで作っているようです。ナチュラルな素材と季節のフルーツを使ったケーキ類が魅力です。


これからはトマトの季節。トマトは年中手に入るけどやはり夏のトマトのおいしさは特別。プチトマトを枝付で売っていました。甘酸っぱくて採れたてのトマトは最高です。

サラダにしたり,お弁当に持たせたり色々重宝します。


先月から桃、ネクタリン、プラム、アプリコットも並んでいます。小振りなのでたくさん買って冷蔵庫には入れず、キッチンに並べておいて,学校から帰って来た子供達はまず手を洗ってからフルーツをおやつに食べるのが習慣です。


こちらはラベンダー。パープルと並んで白いラベンダーもありました。香りは同じ。


これはひよこ豆。こんな形で手のとったのは初めてです。早速今日のお昼に少し湯がいてみました。甘くて,ほくほくして美味しかったです。枝豆とちょっと似てるかな。

とにかく大量に買ったので(でも中身は少し。。。)当分うちではひよこ豆メニューが続くでしょう。。。

毎週行くたびに新しい発見と驚きがあり、マーケットは私にとって今何よりもエキサイティングなイベントとなっています。

今から既に来週の水曜日が楽しみです。

そして,サンタモニカのこのマーケットはお客さんにビニールの買い物袋を敢えて提供しません。自分でカゴや買い物袋を持参するのを忘れずに。エコ精神がサービスよりも優先されるって,日本でも見習うべきだと思いませんか?

2013年5月30日木曜日

蒸しパン


初めまして。EMIKOの妹の今野映子です。今春から姉妹でnanaminaを運営する事になりました。
短大卒業後に上京し飲食関係の仕事を長年続けてきましたが、今は一歳半の娘に振り回されながら毎日過ごしています。

私が提案するメニューはどんな場所でも揃えられる食材がほとんどなのでお家で簡単に作れる料理だと思います。
主に子供向けですがたまにパンチの効いた大人向けのメニューも紹介したいので、このブログを読んでくれている方々の日々の献立のお役に立てたらいいなと思っています。

でははじめに。

最近なぜかハマってしまった蒸しパン作り。娘を保育所に預けるようになっておやつを持って行く事になったので手早く作れて美味しいもの...
と考えていたら不思議と昔よく食べていた蒸しパンを思い出しました。
母が買ってきてくれるアンデルセンの大きな蒸しパンが大好物でよく食べていた幼少時代。
今でもたまに食べたくなります。

簡単そうなのに今まで一度も作った事がなかったので、色々アレンジしながらやっとふわふわ蒸しパンのレシピが完成しました。
忙しくて時間がない時でも簡単に作れるので朝食にもオススメです。

材料(ちょっと小さめのカップで5〜6個)
ホットケーキミックス  100g
てんさい糖       大さじ1
グレープシードオイル(無ければサラダオイル) 大さじ2
卵           1個
豆乳又は牛乳      大さじ2

1、卵、てんさい糖、グレープシードオイルを泡立て器で混ぜて、豆乳も加えてさらに2分かき混ぜる。
2、ホットケーキミックスを1に入れてゴムベラで粉っぽさが無くなるまで混ぜる。
3、カップに入れて8分蒸す。(一応竹串を刺して確認して下さい)


以上です。これが基本の蒸しパンなのでお好みでドライフルーツを入れたり、お醤油を入れると中華風にもなります。

今回私が作ったのはモロヘイヤ蒸しパン。
近所の自然食のお店で買ったモロヘイヤパウダーは離乳食の時期にものすごーくお世話になったもの。
少しでも体に良いものを、と思っていたらついつい買ってしまうのも家族を愛してる証拠ですね。





2013年5月29日水曜日

豆と野菜のスープ ローズマリー風味



週末のレストランでオーダーした豆のスープが美味しかったので、家でも作ってみました。これはよくイタリアで見かけるトスカーナ風スープからインスピレーションを受けたもので豆、人参、タマネギ、の他に、カブ、ケールの代わりに余っていたビーツの葉を最後に入れました。

ファーマーズマーケットに行くとビーツは葉付で売られています。売り場の人(野菜を育てた農家の人)
はお客さんに「葉の部分を切りますか?」と聞いてくるけど,本当はこの部分を美味しく食べられる事を知っているのです。先週はそう聞かれたけれど、「その部分はスープにして頂くからそのままにしておいて下さい』というと,とても嬉しそうに目を輝かせて「そうなのよね,葉と茎は捨てる人が多いけど、本当はたくさんの応用法があるのよ」と教えてくれました。こうして安心して葉の部分を頂けるのもオーガニックのおかげ。


ガーリックバターを塗ったバゲットを仕上がりに入れたり、パルメザンチーズを入れても美味しいと思います。

結局このスープは冷蔵庫に余っている野菜何でも入れて大丈夫です。最後に入れるケールやビーツがないなら、ほうれん草や,小松菜でも美味しいと思いますよ。

風味のポイントはローズマリーなので,これはなるべく欠かさないで下さい。

うちではお庭に植えています。アパートでもプランターで簡単に育てられるのでこれからの季節お勧めです。バーベキューに使ったり、色々活躍してくれるハーブです。



材料

人参 1本
タマネギ 1個
セロリ 1本
カブ 1株
ニンニク 2かけ
豆(缶詰)1缶
ビーツかケールの葉 5枚
ブイヨンキューブ 1個
塩 適量
唐辛子フレーク ひとつまみ(お好みで)
ローズマリー 1枝
オリーブオイル 大さじ1

作り方

ニンニクをみじんに切って、オリーブオイルで炒める。
いい香りがしてきたら、小さく切ったタマネギ、人参、セロリを入れて炒める。
カブも加え、缶詰の豆を水でリンスしたあと、鍋に加える。
水をひたひたより2、3センチ上まで入れて,ローズマリーを入れて煮込む。
ある程度野菜に火が通ったらブイヨンを入れ,味を見てから塩を加える。
仕上げに唐辛子フレークを加えて出来上がり。

子供用には唐辛子を入れる前にミートボールを入れて、ミネストローネ風にしてもいいと思います。唐辛子は勿論子供には控えて下さい。

とにかく,何だっていいんです,材料は。。。






2013年5月28日火曜日

Cherry Cake


サクランボのおいしい季節がやってきました。スターの用に輝かしくマーケットに並ぶ姿はどうしても無視出来なくて、毎週袋一杯に買ってしまいます。そのまま食べても勿論美味しいけれど、毎年この季節に作るのがこのチェリーケーキ。基本的なパウンドケーキにサクランボを入れるだけですが,薄力粉とアーモンドパウダーを混ぜて使うので,香ばしく、翌日以降でもしっとりと美味しく食べられます。


休日や,人が集まる日にぜひ作ってみて下さい。

チェリーケーキ(22x9cmのパウンド型1台分)

材料

無塩バター 125g (室温に戻す)
グラニュー糖 80g
卵 3個 (室温に戻す)
塩 少々
薄力粉 100g
ベーキングパウダー 3g
アーモンドパウダー100g
アマレット 大さじ1
サクランボ 大16〜20粒

作り方

オーブンは180℃に設定

サクランボは軸と種を除く。

大きめのボウルにバターとグラニュー糖を入れて、ハンドミキサーで白っぽくふわっとなるまでよく混ぜる。

卵を1個ずつ加え、その都度なめらかになるまで混ぜ合わせる。分離したら少し粉を加えると又戻る。塩を入れる。

ゴムベラに替え,あらかじめ一緒にふるっておいた薄力粉とベーキングパウダーを2、3回に分けて加え,大きく混ぜる。

アーモンドパウダーを2回に分けて混ぜる。

アマレットを混ぜる。

生地を型に適量入れてならし、サクランボをちらす。生地,サクランボと重ねて最後に生地を入れて,表面を平らにならす。台に打ち付けて空気を抜く。

オーブンで約40〜50分焼く。

少し冷してから型から抜く。



2013年5月25日土曜日

Strawberry frozen yogurt ice cream


 こんにちはEmikoです。今日から始まるnanamina kitchenは私が住むロサンゼルスと,妹が住む東京からそれぞれ毎日作っている普段の食事から,美味しかったもの,印象に残ったものをレシピ付きで紹介するブログです。

ロサンゼルスは今初夏を迎えています。外のテラスで夜ご飯も食べられるくらいに暖かくなってきました。年間を通して暖かいこの地区はやはり街中にアイスクリーム屋さんがあります。人気はローカロリーのフローズンアイスクリームとイタリアンジェラート。

普段から抹茶のアイスをアイスクリームメーカーでよく作るのですが、今回はフローズンヨーグルトに挑戦しました。

メーカーがない方は冷凍させた後に一気にブレンダーでかき混ぜてもう一度凍らせて下さい。

今回のレシピは近所のお気に入りのジェラート屋さんのイチゴとチョコチップのアイスを真似てみました。季節のフルーツなら何でも合うと思います。ぜひお試し下さい。



Strawberry frozen yogurt ice cream

材料
生クリーム 100ml
牛乳 100ml
砂糖 40g
ヨーグルト 200g
イチゴ 50g
チョコレート 50g−100g お好みで

作り方
砂糖と生クリームを合わせてしっかり目に泡立てる。

そこに牛乳とヨーグルト、つぶしたイチゴ、小さく切ったチョコレートを混ぜ合わせる。

アイスクリームメーカーにかけて,仕上がったら冷凍して出来上がり。

とっても簡単です。アイスクリームメーカーはうちではかなりの頻度で使い、とても重宝しています。この夏、まだ持ってない方は新しく購入されてはいかがでしょう? お店を覗くとたくさんの種類が出ていますが、一番シンプルで安いものでも構いません。アメリカでも300ドル以上するものもたくさんありますが,うちで使っているものは100ドル前後のもの。それでもしっかりとおいしいアイスクリームを作ってくれます。
アイスクリームって作り始めると意外と簡単で、応用が利くので結構ハマります。甘さも調節出来るし、子供も大好き。いいとこ取りのデザートです。